アミノ酸とは?2016年06月01日
私たちの身体の約60%は水分です。そして残りの40%のうち、約半分はタンパク質でできています。
タンパク質は、内臓や血液、筋肉、骨、皮膚などの主成分であり、身体の組織そのものをつくり上げている栄養素といえます。そのタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。
自然界には数多くのアミノ酸が存在しますが、身体のタンパク質を構成するアミノ酸は全部で20種類。これらが複雑に組み合わさり、タンパク質の材料として使われるほか、必要に応じて身体のエネルギー源として利用されます。
<必須アミノ酸と非必須アミノ酸>
20種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」に分けられます。
「非必須アミノ酸」は体内で合成できますが、「必須アミノ酸」は体内で合成することができないため、毎日の食事から摂取する必要があります。
これらが不足すると血液や骨、筋肉など身体を構成するタンパク質を合成できなくなるため、バランスよく摂ることが必要です。
食生活が偏りがちな現代人は、足りないアミノ酸を保健薬やサプリメントなどで補うことも必要です。
<アミノ酸が不足すると>
アミノ酸はタンパク質の材料になるほか、それぞれ独自の働きがあります。不足すると全身にさまざまなトラブルが起こることもあります。
不足することで起きやすい症状
*疲れやすい
*免疫力低下で風邪を引きやすい
*シミや肌荒れが目立つ
*集中力がなくなる
*運動しても、脂肪が燃焼しやすくなる
*貧血、めまいを起こしやすくなる
*二日酔いになりやすい
*筋肉トレーニングをしても筋力アップしない
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