年を重ねるということ13 「老化=腎虚」2016年07月08日
東洋医学には「腎虚」という考えがあります。
東洋医学でいう腎とは、腎臓だけでなく生殖、成長、発育など生命を維持するために必要なエネルギーが集まる臓器のことです。
その腎の機能が低下することを腎虚といい、排尿障害や足腰の衰え、耳、髪、歯、骨、脳などに影響がでてきます。これらはいわゆる老化を感じやすいところなので、老化=腎虚と考えます。
腎の働きをサポートする補腎の漢方薬が老化によるさまざまな症状の予防や治療に使われています。年を取ったと感じたら、補腎活動をしていきましょう。
LL vol47 no2 より
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