年を重ねるということ6 「口腔」2016年06月28日
歯や歯肉、舌などがある口腔は「食べる」「呼吸する」「話す」「笑う」など、生命の維持や人間らしい暮らしをするための器官として大切な役割を担っています。
年齢を重ねると歯や歯肉がすり減り、虫歯ができやすくなります。炎症を起こしやすくなり、噛む力が弱まります。
また、嚥下機能の低下や唾液の減少など、口の働きにもトラブルが起こり、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)や口腔乾燥症(ドライマウス)にかかりやすくなるので、十分に気を付けましょう。
噛む力を維持していると、栄養の吸収が良いだけでなく、脳が活性化されます。身体に活力があふれ、気持ちが元気になると生活に積極性が出て表情も豊かになります。
*人間には32本の歯があります。穀物をすり潰す臼歯が20本、野菜や果物をかじる門歯が8本、肉や魚を食べる犬歯が4本です。臼歯:門歯:犬歯の割合は5:2:1となります。穀物5:野菜2:肉・魚1のバランスで食事を摂るのが良いと、歯が教えてくれているのですね。
LL vol47 no2 より
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