気管支ぜんそく2016年05月19日
気管支に炎症が続き、さまざまな刺激に敏感になり、空気の通り道が狭くなる病気です。炎症はダニやハウスダスト、花粉、ペットの毛など日常生活のありふれた物質に対するアレルギーの原因物質が特定できないこともあります。
ぜんそくの症状としては、まず、発作的な呼吸困難がみられ、前かがみの座った状態で呼吸します。このとき、ゼーゼー、ヒューヒューという喘鳴を伴い、息を吸うより吐く方が困難です。脈は早くなりますが弱くはなりませんし、顔色も赤くなって汗をかきますが青くなることはほとんどありません。ただし発作の強いときにはチアノーゼがあらわれます。意識がうすれるなどの危険な状態になるため直ちに医師の手当てが必要です。
発作がないとぜんそくは治ってしまったように思われがちですが、気管支の炎症は続いているため、日ごろから炎症を抑える治療が大切です。
LL vol45 no3 より
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