群発頭痛ってどんな頭痛?2016年06月02日
<男性に多い群発頭痛>
群発頭痛は、ある一定の期間、毎日のように明け方のほぼ決まった時間に起こる激しい頭痛で、その起こり方が群発地震に似ているためにこのように呼ばれます。激しい痛みは1~2時間続き、その後自然に治まります。しかし、主に睡眠中に起こる激しい痛みのため、眠ること自体を恐怖に感じている方も少なくありません。
群発頭痛の症状は、片側の目の奥に出現する激しい痛みで、「キリでえぐられるような痛み」と表現されるような激しいものです。さらに痛みと同じ側で涙が出たり、目の充血、まぶたの垂れ下がりや腫れ、鼻水、鼻づまりなどの症状をしばしば伴います。片頭痛が女性に多いのと対照的に、群発頭痛は20~30代の男性に圧倒的に多いことも特徴です。(男:女=3.5:1)
<痛みの発生メカニズム>
群発頭痛の原因は解明されていませんが、「頭部の血管が拡張して痛みが生じる」という説が一般的に考えられています。群発頭痛の痛みの発作は、一旦起こり始めると、1~2カ月間毎日、頭痛発作が続きます(群発期)。このような痛みの発作は1~2カ月過ぎると、まったくなくなりますが、(寛解期)、通常は半年から2~3年後に同じような痛みが起こります。
群発頭痛基本ハンドブックより
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