花粉症1 「花粉症とかぜの違い」2017年02月27日
花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉に対して、それらを排除しようとする反応が過剰に起こる、アレルギー反応です。くしゃみや鼻水、鼻づまりなどかぜと似たような症状の他、下記のような症状が現れます。毎年決まった時期に数カ月に及び症状が続くためQOL(生活の質)を低下させる要因となります。
<花粉症特有の症状>
▢ 目のかゆみや充血がある
▢ のどのかゆみがある
▢ 肌荒れや湿疹がある
かぜ(かぜ症候群)は、かぜの原因となるウイルスに感染することで、鼻からのど、気管支にかけて起こる急性の感染症です。かぜをひくと現れるくしゃみ、鼻水、鼻づまりや下記の症状は、ウイルスや細菌を排除するための体の防御反応。これらの症状は通常1週間ほどで治まります。
<かぜ特有の症状>
▢ 咳や痰がでる
▢ 発熱している
▢ のどの腫れや痛みがある
かぜのような症状が1カ月以上続いている場合や、さらさらの鼻水が1週間以上続いている場合には、花粉症を疑いましょう。また、花粉症に気づかずにかぜを疑い、市販のかぜ薬をのむと一時的に症状が治まることがあります。これはかぜ薬に含まれる抗ヒスタミン薬に、アレルギーを抑える働きがあるからです。しかし服用をやめると、また同じような症状が現れます。このようば場合も花粉症を疑いましょう。
セルフドクター vol.79 より
詳しく知りたい方、カタログご希望の方は トガシ薬局 まで
健康に関するお悩みは、トガシ薬局にご相談ください