健康コラム

花粉症2 「花粉症になりやすい人は?」

花粉を敵だと見なしてしまう体質の人です。

花粉症を発症している人や、今後花粉症を発症する可能性のある人は、花粉に対するアレルギー反応を引き起こすigE抗体をつくる体質の人です。

本来なら有害ではない花粉が体内に入ってきたときに敵だと判断されてしまうと、それに対抗するために、花粉が体内に入るたびにigE抗体がつくられ、目や鼻の粘膜にある、アレルギー反応にかかわる肥満細胞と結合していきます。igE抗体がどんどん蓄積して一定量を超えると、肥満細胞は花粉を排出しようと、粘膜を刺激するヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を放出。目や鼻の粘膜がこれらに反応して、花粉症の症状が現れます。

今は花粉症を発症していなくても、血液検査で花粉に反応するigE抗体が陽性であれば、花粉症になる可能性があります。このタイプの人は体内に入る花粉の数が多いほど発症する可能性が高くなるため、花粉を取り込まないことが大切です。

 

 

セルフドクター vol.79 より

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