健康コラム

花粉症8 病院での治療法は?

 

処方薬、レーザー治療、舌下免疫療法などです

病院では、鼻の中を診察したり、採血によるアレルギー検査をしたりします。そして、これまでのんだ薬の履歴や抑えたい症状などを聞いたうえで、その人に合った薬を処方します。さらに症状が強い場合は、鼻の粘膜の一部をレーザーで焼く手術を行うこともあります。

これらはいずれも対症療法ですが、根本治療として、舌下免疫療法があります。アレルギーを引き起こすスギ花粉のエキスを毎日少量ずつ体内に投与し、体がスギ花粉に過剰に反応しないように免疫システムを変えていくもので、2014年より保険適用になりました。2~5年かかる治療ですが、8割以上の人に効果が見られるといわれています。舌下免疫療法は、月に一度は受診が必要で、時間と手間がかかりますが、将来、対症療法の薬を使わずに花粉症シーズンを乗り切ることを目標に治療を行ってみることも一考です。しかし、人によってはこの免疫療法が合わずに、症状の緩和が望めない場合もあることを知っておきましょう。

 

セルフドクター vol.79 より

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