菌と腸管 「腸の構造と腸内細菌の働き3」2016年11月15日
腸内細菌は機能面から、善玉菌・悪玉菌・日和見菌に大別でき、毎日快便な方ならそれらが2:1:7のバランスで存在しているといわれています。善玉菌は糖類を選り分け、身体に有用な物質をつくる発酵を行います。また腸内を酸性に保つことで病原菌の繁殖を抑制します。この酸は腸管を刺激してぜん動運動などを促進する働きがあり、免疫細胞の活性化に関与することが分かっています。
一方、悪玉菌はタンパク質やアミノ酸などを分解し腐敗させます。そのとき硫化水素アンモニアといった有害物質が生成され、病気を引き起こしかねません。
日和見菌は、腸内細菌のバランスによって善玉菌・悪玉菌のどちらにも働く可能性があります。そのためにも、善玉菌が優勢になるような環境を整えておきたいものです。
LL VOL47 NO3 より
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