睡眠のメカニズム

眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠があります。

 

レム睡眠

眠っていても目玉が動き、脳は覚醒しているので浅い眠りになります。

全身の力が抜けている状態で、身体を休息させている眠りです。

脳が覚醒しているのは、寝るまでに脳に蓄積された情報を処理し、

記憶を確定しているからです。レム睡眠中に夢を見ることが多いのは、

このためと考えられます。

 

 

ノンレム睡眠

ぐっすりと熟睡した状態の深い眠りで、ホルモンの分泌もしています。

脳の活動が低下している状態で、脳を休息させている眠りです。

多少の音がしても脳はそれを認識できないので、目が覚めません。

長時間眠っても「よく眠った」気がしない(頭がすっきりしない)場合、

ノンレム睡眠がうまく摂れていない可能性があります。

 

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レム睡眠とノンレム睡眠は約90分ごとに繰り返されます。

一般的には、寝入ったころにノンレム睡眠が

集中的に現れ、その後レム睡眠とノンレム睡眠が交互に現れます。