2019.07.10 睡眠のメカニズム
眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠があります。
レム睡眠
眠っていても目玉が動き、脳は覚醒しているので浅い眠りになります。
全身の力が抜けている状態で、身体を休息させている眠りです。
脳が覚醒しているのは、寝るまでに脳に蓄積された情報を処理し、
記憶を確定しているからです。レム睡眠中に夢を見ることが多いのは、
このためと考えられます。
ノンレム睡眠
ぐっすりと熟睡した状態の深い眠りで、ホルモンの分泌もしています。
脳の活動が低下している状態で、脳を休息させている眠りです。
多少の音がしても脳はそれを認識できないので、目が覚めません。
長時間眠っても「よく眠った」気がしない(頭がすっきりしない)場合、
ノンレム睡眠がうまく摂れていない可能性があります。
レム睡眠とノンレム睡眠は約90分ごとに繰り返されます。
一般的には、寝入ったころにノンレム睡眠が
集中的に現れ、その後レム睡眠とノンレム睡眠が交互に現れます。