薬との上手な付き合い方②

【くすりの副作用と飲み合わせ】

 

<副作用とは>

薬には病気を治す本来の作用(主作用)とそれ以外の期待しない作用(副作用)があります。

副作用の全くない薬はありませんが、必要以上に心配することはありません。

薬を正しく使うことが副作用を防ぐうえで大切なことです。

 

<副作用かなと思ったら>

副作用は、薬の用法や用量に関係なく、重い副作用が現れることがあります。

薬を飲んで普段と変わった症状が現れたら、使用を中止して、すぐに薬剤師や医師に

相談しましょう。

また、副作用の前兆として現れる症状をあらかじめ薬剤師や医師から聞いておくとよいでしょう。

 

<相互作用とは>

2種類以上の薬を同時に服用している場合、お互いに影響しあって、薬の効き目が強くなったり

弱くなったりすることがあります。これを薬の「相互作用」といいます。

 

<薬と食べ物・飲み物の相互作用>

薬によっては、食べ物・飲み物との食べ合わせに注意が必要なものがあります。

注意すべき食べ物や飲み物があるかを薬剤師に確認しておきましょう。

また。薬とアルコールとの相性はよくありません。薬を飲んでいるときは、

できればお酒を飲むのはやめましょう。

 

<病気と薬の相性>

病気によって服用を避けたほうが良い薬があります。

注意すべき薬があるかを薬剤師に相談しておきましょう。

 

 

―北海道薬剤師会から抜粋―